東京・夢の島の第五福竜丸展示館前で出発集会が行われ、13時に国民平和大行進は出発しました。参加者は、核兵器廃絶、新基地建設反対、憲法9条守れ、原発再稼働反対を訴えながら行進し、東陽公園と坂本町公園の2カ所で休憩をとり、東京八重洲口前を通り、外堀通りを新橋駅銀座口で右折、西新橋から愛宕を通り御成門、そして増上寺前を通り芝公園の平和の灯まで歩きました。御成門のあたりで雨が降り始め、予期せずに濡れてしまいましたが、無事に初日の行進を終えることができました。(写真は、永代橋で撮影したもの)
2013年5月7日火曜日
2013年国民平和大行進
今日(5月6日)、2013年国民平和大行進の東京-広島コースと北海道-東京コースがスタートしました。
東京・夢の島の第五福竜丸展示館前で出発集会が行われ、13時に国民平和大行進は出発しました。参加者は、核兵器廃絶、新基地建設反対、憲法9条守れ、原発再稼働反対を訴えながら行進し、東陽公園と坂本町公園の2カ所で休憩をとり、東京八重洲口前を通り、外堀通りを新橋駅銀座口で右折、西新橋から愛宕を通り御成門、そして増上寺前を通り芝公園の平和の灯まで歩きました。御成門のあたりで雨が降り始め、予期せずに濡れてしまいましたが、無事に初日の行進を終えることができました。(写真は、永代橋で撮影したもの)
東京・夢の島の第五福竜丸展示館前で出発集会が行われ、13時に国民平和大行進は出発しました。参加者は、核兵器廃絶、新基地建設反対、憲法9条守れ、原発再稼働反対を訴えながら行進し、東陽公園と坂本町公園の2カ所で休憩をとり、東京八重洲口前を通り、外堀通りを新橋駅銀座口で右折、西新橋から愛宕を通り御成門、そして増上寺前を通り芝公園の平和の灯まで歩きました。御成門のあたりで雨が降り始め、予期せずに濡れてしまいましたが、無事に初日の行進を終えることができました。(写真は、永代橋で撮影したもの)
2013年5月6日月曜日
ラストメッセージ 井上ひさし「木の上の軍隊」(NHKスペシャル)
5月4日放送のNHKスペシャル「ラストメッセージ 井上ひさし“最期の作品”」で、彼が死の間際まで書き上げたいと願っていた未完の戯曲「木の上の軍隊」が上演されるまでのドキュメンタリーを見ました。
2010年に他界された井上ひさしさんが 最後まで書こうとしていた「木の上の軍隊」は、戦中戦後、2年の間ガジュマルの木の上で生活した兵士の物語でした。(演出:栗山民也、脚本:蓬莱竜太)
井上ひさしさんの娘の井上麻矢さんが、亡き父の想いを知るために、沖縄で父の足跡を追いかけます。井上ひさしさんをガマに案内した女性は、「耐えていらっしゃるみたいな感じで、私もこんなつらい話をしていいのかな」と当時を回想していました。また米軍・嘉手納基地を視察した井上ひさしさんの言葉が録音されて残っていました。基地の想像を絶する現実にショックを受けたこと、それを押し付けている本土の人間の一人として腑抜けだと思ったことを、井上ひさしさんは語っていました。
ガジュマルの木の上で生き抜いた二人の兵士の物語は、沖縄の歴史のひとつのエピソードで終わらすことのできない史実です。私たちが、沖縄戦や基地問題を考えるとき、戦争・軍隊の過酷さ、亡くなった無数の住民の無念、その中でも生きぬいた人間の宿命に想いを寄せて、はじめてそれを理解できるものなのだと、このドキュメンタリーを見て思いました。
こまつ座&ホリプロの「木の上の軍隊」…私はまだ観る機会を得ていませんが、 5月10日・11日に名古屋公演(会場:名鉄ホール)、5月16日~19日に大阪公演(会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ)と続きます。
http://eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002091157P0050001P006001P0030004P0030002P0030005P0030001P0030006
2010年に他界された井上ひさしさんが 最後まで書こうとしていた「木の上の軍隊」は、戦中戦後、2年の間ガジュマルの木の上で生活した兵士の物語でした。(演出:栗山民也、脚本:蓬莱竜太)
井上ひさしさんの娘の井上麻矢さんが、亡き父の想いを知るために、沖縄で父の足跡を追いかけます。井上ひさしさんをガマに案内した女性は、「耐えていらっしゃるみたいな感じで、私もこんなつらい話をしていいのかな」と当時を回想していました。また米軍・嘉手納基地を視察した井上ひさしさんの言葉が録音されて残っていました。基地の想像を絶する現実にショックを受けたこと、それを押し付けている本土の人間の一人として腑抜けだと思ったことを、井上ひさしさんは語っていました。
ガジュマルの木の上で生き抜いた二人の兵士の物語は、沖縄の歴史のひとつのエピソードで終わらすことのできない史実です。私たちが、沖縄戦や基地問題を考えるとき、戦争・軍隊の過酷さ、亡くなった無数の住民の無念、その中でも生きぬいた人間の宿命に想いを寄せて、はじめてそれを理解できるものなのだと、このドキュメンタリーを見て思いました。
こまつ座&ホリプロの「木の上の軍隊」…私はまだ観る機会を得ていませんが、 5月10日・11日に名古屋公演(会場:名鉄ホール)、5月16日~19日に大阪公演(会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ)と続きます。
http://eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002091157P0050001P006001P0030004P0030002P0030005P0030001P0030006
2013年5月3日金曜日
憲法を草の根で守るとき 憲法記念日の集い(千葉市)
今年の憲法記念日は、憲法9条「改正」に執念を燃やす自民党・安倍政権が、まず96条を改悪して、憲法改正発議を国会議員の過半数の賛成で行えるようにすることを、この夏の参議院選挙の争点にするという情勢の中でむかえました。千葉市文化センターで開催された「5・3憲法記念日の集い」には、昨年を上回る450人が集まり、憲法96条改悪のねらいを学び、ひろく知らせていくこと、安倍政権の暴走をストップさせ、憲法をくらしと政治に生かしていくことを確認し合いました。
この「集い」は、千葉県憲法会議と憲法改悪反対千葉県共同センターの主催で行われ、文化行事として、アルパという中南米の民族楽器(ハープ)を奏でるアンサンブル「グルーポ・エルマナス」のみなさんによるすてきな演奏で始まりました。アルパ(写真)は、奏者手前側の太い支柱が反響板になっていて、とても張りのある豊かな音色を響かせます。また、奏者が着ているのはパラグアイの民族衣装で、ステージに華やかさをそえていました。
記念講演は、小林武さん(沖縄大学客員教授/憲法学専攻、法学博士、弁護士)が、「憲法を草の根で守るとき-沖縄で考える」と題して話されました。以下レジュメの骨子です。
Ⅰ 憲法 未曾有の危機に-「過激な国家主義者の内閣」がもたらしたもの
Ⅱ 沖縄と憲法
1 沖縄に今投げかけられている「負担軽減」の難題=政権の傲慢
2 沖縄から見る「4.28」(主権回復記念式典)
O 講和条約による「主権回復」の意味するもの …まさに「屈辱の日」
O 講和条約以降の沖縄 …基地被害と米兵犯罪に生活を脅かされる
3 日本国憲法-本土では「66年」、沖縄は「41年」
O 憲法を27年間奪われた沖縄
O 沖縄にとっての安保(日米安全保障条約)
Ⅲ 憲法を憲法でないものにする安倍改憲
1 憲法=人類の知恵が生み出したすぐれもの-「ナショナルプライド」としての日本国憲法
O 人々の自由と権利(基本的人権)を守るために、国家権力の手を縛る(=立憲主義)
O 国民主権の日本国憲法-天皇の「4.28」式典への出席問題を考える
2 平和憲法は私たちの安全確保の基盤
O 世界各国の憲法の平和主義より、一歩先を歩む
…前文「平和的生存権」、9条「戦争の放棄」「戦力の不保持・交戦権の否認」
O 現今の東アジア情勢と日本国憲法
…非暴力・不服従・非武装の抵抗という根本的な姿勢をもって、問題を平和的
に解決する努力
3 自民党改憲草案は、立憲主義原理の墓場
Ⅳ 安倍改憲にどう立ち向かうか-草の根の役割
O 憲法改正手続き(96条)の「改正」が現今の焦点 …立憲主義の根本に関わる問題
O 安倍首相の改憲イデオロギーの特徴をつかむ
O 96条を守る国民の広汎な結束/草の根の憲法運動への格別の期待
(憲法会議、九条の会)
O むすびにかえて …憲法選挙としての参院選
この「集い」は、千葉県憲法会議と憲法改悪反対千葉県共同センターの主催で行われ、文化行事として、アルパという中南米の民族楽器(ハープ)を奏でるアンサンブル「グルーポ・エルマナス」のみなさんによるすてきな演奏で始まりました。アルパ(写真)は、奏者手前側の太い支柱が反響板になっていて、とても張りのある豊かな音色を響かせます。また、奏者が着ているのはパラグアイの民族衣装で、ステージに華やかさをそえていました。
記念講演は、小林武さん(沖縄大学客員教授/憲法学専攻、法学博士、弁護士)が、「憲法を草の根で守るとき-沖縄で考える」と題して話されました。以下レジュメの骨子です。
Ⅰ 憲法 未曾有の危機に-「過激な国家主義者の内閣」がもたらしたもの
Ⅱ 沖縄と憲法
1 沖縄に今投げかけられている「負担軽減」の難題=政権の傲慢
2 沖縄から見る「4.28」(主権回復記念式典)
O 講和条約による「主権回復」の意味するもの …まさに「屈辱の日」
O 講和条約以降の沖縄 …基地被害と米兵犯罪に生活を脅かされる
3 日本国憲法-本土では「66年」、沖縄は「41年」
O 憲法を27年間奪われた沖縄
O 沖縄にとっての安保(日米安全保障条約)
Ⅲ 憲法を憲法でないものにする安倍改憲
1 憲法=人類の知恵が生み出したすぐれもの-「ナショナルプライド」としての日本国憲法
O 人々の自由と権利(基本的人権)を守るために、国家権力の手を縛る(=立憲主義)
O 国民主権の日本国憲法-天皇の「4.28」式典への出席問題を考える
2 平和憲法は私たちの安全確保の基盤
O 世界各国の憲法の平和主義より、一歩先を歩む
…前文「平和的生存権」、9条「戦争の放棄」「戦力の不保持・交戦権の否認」
O 現今の東アジア情勢と日本国憲法
…非暴力・不服従・非武装の抵抗という根本的な姿勢をもって、問題を平和的
に解決する努力
3 自民党改憲草案は、立憲主義原理の墓場
Ⅳ 安倍改憲にどう立ち向かうか-草の根の役割
O 憲法改正手続き(96条)の「改正」が現今の焦点 …立憲主義の根本に関わる問題
O 安倍首相の改憲イデオロギーの特徴をつかむ
O 96条を守る国民の広汎な結束/草の根の憲法運動への格別の期待
(憲法会議、九条の会)
O むすびにかえて …憲法選挙としての参院選
2013年5月2日木曜日
第84回中央メーデー開催
今日(5月1日)、第84回中央メーデー集会が、東京・代々木公園で開かれ、約2万1千人が参加しました。
全労連の大黒作治議長はあいさつの中で、安倍政権がつくっている成長戦略を「働く人を犠牲にするもの」と批判し、「賃上げの実現こそ、デフレ打開の道だ」と訴えました。
全国各地でも集会が行われ、労働者・国民の生活と権利の向上、安倍政権の「成長戦略」の名による解雇自由化や残業代ゼロ法案など労働法制改悪反対、原発ゼロ、TPP交渉参加阻止、消費税増税中止、貧困と格差の解消、憲法改悪反対を掲げて、デモ行進を行いました。

***************************************************************************************
第84回中央メーデー宣言
私たちは本日、労働者・国民の団結と連帯の力で第84回中央メーデーを成功させました。
集会では、すべての働くものの連帯と共同の力で、くらしと雇用を守り、憲法がいきる安全・安心社会の実現をめざすことを確認しました。
◇すべての労働者のみなさん
安倍政権は高支持率を背景に、一度国民が「NO」の審判を下した構造改革・新自由主義路線への回帰を強め、日米同盟の再強化をはかろうとし、インフレと景気回復の二極化を促進・拡大する「アベノミクス」、増税や社会保障制度の大改悪で貧困の連鎖、格差拡大をもたらそうとしています。とりわけ財界・大企業の要求に応え、「成長戦略」の名のもとに、解雇自由化や残業代ゼロ法案、「多様な正規」という名の非正規労働者の拡大、労働者派遣法の緩和など働くルールや労働法制を根本から破壊する「労働ビッグバン」を強行しようとすることは重大です。そのうえ、国家公務員に続く地方公務員の退職手当や賃金引下げは地域を疲弊させ、地域経済にも多大な影響を及ぼしかねません。
また大震災から2年経った今も、原発事故の収束・賠償問題や復興は進まず、31万人が避難生活を続けるなど、被災者は復興の遅れに対する憤り、風化への不安をかかえながらの生活を余儀なくされています。
◇すべての労働者のみなさん
この間、私たちが主張してきた「大企業の内部留保を社会的に還元しろ」の声はいまや大きな社会的世論であり、国民的大義となっています。今年の春闘ではマスコミや多くのエコノミストが「賃上げでデフレ脱却」と主張し、政府も不十分ながら経済三団体に「報酬引き上げ」を要請しました。しかし、大企業の対応は一時金引上げや正社員中心の賃上げでしかありません。労働者の35.2%が非正規労働者という中で、「すべての労働者の賃上げ実現」こそ、日本経済回復の道です。生活保護費削減や年金引下げなど社会保障制度の大改悪に反対し、労働時間短縮、長時間過密労働の根絶、全国一律最賃1000円以上の実現など春闘での要求前進に向けて、引き続き職場・地域からの取り組みを進めていきます。増税・TPP参加に反対し、原発再稼働など安倍政権の暴走を許さず、早期復興、原発ゼロの実現、憲法96条の見直しなど憲法改悪に反対するたたかいを強めていきます。
◇すべての労働者のみなさん
今も7割の国民が「原発ゼロ」を求め、官邸前行動に呼応する行動が全国各地でおこなわれています。オスプレイ配備撤回やTPP参加に反対する一点共同も拡がっています。国による地方公務員賃下げ強要に全国市長会がアピールを出すなど、地方自治を侵す強権発動に批判が強まっています。また、ここ数年間の最賃引き上げや公契約条例制定運動の前進、大企業の違法行為を断罪、非正規労働者を正社員として認定した山口地裁判決、中国人研修生訴訟での長崎地裁・勝利判決は全国でのたたかいによる大きな成果です。
世界的にも貧困解消と格差是正、最低生活保障を求める運動は共通の課題です。ヨーロッパ各国での教育・福祉予算の削減や緊縮策に反対する労働者のたたかい、アジア各国での最賃引き上げ、欧米での「富裕層増税」を求める世論と運動が広がっています。
間近にせまった都議選、参院選は安倍内閣の暴走にストップをかけ、国民本位の政治転換にむけた絶好のチャンスです。すべての働く仲間の力を総結集し、「すべての労働者の賃上げと長時間過密労働の是正、安定した雇用と仕事の確保、中小企業支援、社会保障拡充、震災の早期復興、原発ゼロ、憲法改悪反対」のたたかいを飛躍的に前進させましょう。
働くものの団結万歳! 世界の労働者万歳! 第84回中央メーデー万歳!
2013年5月1日
第84回中央メーデー集会
全労連の大黒作治議長はあいさつの中で、安倍政権がつくっている成長戦略を「働く人を犠牲にするもの」と批判し、「賃上げの実現こそ、デフレ打開の道だ」と訴えました。
全国各地でも集会が行われ、労働者・国民の生活と権利の向上、安倍政権の「成長戦略」の名による解雇自由化や残業代ゼロ法案など労働法制改悪反対、原発ゼロ、TPP交渉参加阻止、消費税増税中止、貧困と格差の解消、憲法改悪反対を掲げて、デモ行進を行いました。
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第84回中央メーデー宣言
私たちは本日、労働者・国民の団結と連帯の力で第84回中央メーデーを成功させました。
集会では、すべての働くものの連帯と共同の力で、くらしと雇用を守り、憲法がいきる安全・安心社会の実現をめざすことを確認しました。
◇すべての労働者のみなさん
安倍政権は高支持率を背景に、一度国民が「NO」の審判を下した構造改革・新自由主義路線への回帰を強め、日米同盟の再強化をはかろうとし、インフレと景気回復の二極化を促進・拡大する「アベノミクス」、増税や社会保障制度の大改悪で貧困の連鎖、格差拡大をもたらそうとしています。とりわけ財界・大企業の要求に応え、「成長戦略」の名のもとに、解雇自由化や残業代ゼロ法案、「多様な正規」という名の非正規労働者の拡大、労働者派遣法の緩和など働くルールや労働法制を根本から破壊する「労働ビッグバン」を強行しようとすることは重大です。そのうえ、国家公務員に続く地方公務員の退職手当や賃金引下げは地域を疲弊させ、地域経済にも多大な影響を及ぼしかねません。
また大震災から2年経った今も、原発事故の収束・賠償問題や復興は進まず、31万人が避難生活を続けるなど、被災者は復興の遅れに対する憤り、風化への不安をかかえながらの生活を余儀なくされています。
◇すべての労働者のみなさん
この間、私たちが主張してきた「大企業の内部留保を社会的に還元しろ」の声はいまや大きな社会的世論であり、国民的大義となっています。今年の春闘ではマスコミや多くのエコノミストが「賃上げでデフレ脱却」と主張し、政府も不十分ながら経済三団体に「報酬引き上げ」を要請しました。しかし、大企業の対応は一時金引上げや正社員中心の賃上げでしかありません。労働者の35.2%が非正規労働者という中で、「すべての労働者の賃上げ実現」こそ、日本経済回復の道です。生活保護費削減や年金引下げなど社会保障制度の大改悪に反対し、労働時間短縮、長時間過密労働の根絶、全国一律最賃1000円以上の実現など春闘での要求前進に向けて、引き続き職場・地域からの取り組みを進めていきます。増税・TPP参加に反対し、原発再稼働など安倍政権の暴走を許さず、早期復興、原発ゼロの実現、憲法96条の見直しなど憲法改悪に反対するたたかいを強めていきます。
◇すべての労働者のみなさん
今も7割の国民が「原発ゼロ」を求め、官邸前行動に呼応する行動が全国各地でおこなわれています。オスプレイ配備撤回やTPP参加に反対する一点共同も拡がっています。国による地方公務員賃下げ強要に全国市長会がアピールを出すなど、地方自治を侵す強権発動に批判が強まっています。また、ここ数年間の最賃引き上げや公契約条例制定運動の前進、大企業の違法行為を断罪、非正規労働者を正社員として認定した山口地裁判決、中国人研修生訴訟での長崎地裁・勝利判決は全国でのたたかいによる大きな成果です。
世界的にも貧困解消と格差是正、最低生活保障を求める運動は共通の課題です。ヨーロッパ各国での教育・福祉予算の削減や緊縮策に反対する労働者のたたかい、アジア各国での最賃引き上げ、欧米での「富裕層増税」を求める世論と運動が広がっています。
間近にせまった都議選、参院選は安倍内閣の暴走にストップをかけ、国民本位の政治転換にむけた絶好のチャンスです。すべての働く仲間の力を総結集し、「すべての労働者の賃上げと長時間過密労働の是正、安定した雇用と仕事の確保、中小企業支援、社会保障拡充、震災の早期復興、原発ゼロ、憲法改悪反対」のたたかいを飛躍的に前進させましょう。
働くものの団結万歳! 世界の労働者万歳! 第84回中央メーデー万歳!
2013年5月1日
第84回中央メーデー集会
2013年4月29日月曜日
サンフランシスコ平和条約発効の日は「従属と屈辱の日」
1951年9月8日に締結され、翌52年4月28日に発効したサンフランシスコ平和条約と旧日米安保条約は、形式的に日本を主権国家としながらも、米軍が駐留を続け、沖縄への占領支配を継続するもので、事実上、日本を米国の支配下に置くものとなりました。
安倍政権が、この日を「主権回復の日」として式典を開いたことは、米国との関係を絶対的なものとして、日米軍事同盟の強化と国民犠牲のTPP交渉参加を強引に推し進め、自民党結党以来のもくろみである憲法改悪を実行に移すための布石と言わざるを得ません。
今日(4月28日)、全国労働組合総連合(全労連)、全日本民主医療機関連合会、全国商工団体連合会、農民運動全国連合会、新日本婦人の会、日本平和委員会、安保破棄中央実行委員会、憲法改悪阻止各界連絡会議、日本共産党の呼びかけで、「安保条約廃棄・真の主権回復を求める国民集会」が東京・御茶ノ水で開かれました。
シンポジウムでは、伊波洋一さん(元宜野湾市長)、大日方純夫さん(歴史研究者)、志位和夫さん(日本共産党委員長)が、沖縄の歴史と基地問題、オスプレイ配備の危険性、サンフランシスコ講和条約の特徴と問題点を明らかにしました。リレートークでは、米軍の低空飛行訓練による爆音被害とのたたかい(群馬)、米兵による殺害事件を告発する被害者遺族の訴え(横須賀)、農業破壊の根源にある日米安保条約とTPP交渉参加を許さないたたかい(農民運動全国連合会)が報告されました。シンポジストからは、安倍晋三氏が「主権回復」式典を憲法九条改定(国防軍の設置)と一体の動きとしてすすめてきた危険な政治背景が明かされました。また、中国との尖閣諸島をめぐる領土問題については、しっかりした外交によって解決することが求められており、軍事力の増強で対抗しようということは絶対にしてはいけないとの発言がありました。最後に、沖縄県民と連帯して、米軍基地の撤去、真の主権回復を求め、憲法改悪を阻止する大きな世論と行動を起こしていくことを「集会アピール」で確認し合いました。
安倍政権が、この日を「主権回復の日」として式典を開いたことは、米国との関係を絶対的なものとして、日米軍事同盟の強化と国民犠牲のTPP交渉参加を強引に推し進め、自民党結党以来のもくろみである憲法改悪を実行に移すための布石と言わざるを得ません。
今日(4月28日)、全国労働組合総連合(全労連)、全日本民主医療機関連合会、全国商工団体連合会、農民運動全国連合会、新日本婦人の会、日本平和委員会、安保破棄中央実行委員会、憲法改悪阻止各界連絡会議、日本共産党の呼びかけで、「安保条約廃棄・真の主権回復を求める国民集会」が東京・御茶ノ水で開かれました。
シンポジウムでは、伊波洋一さん(元宜野湾市長)、大日方純夫さん(歴史研究者)、志位和夫さん(日本共産党委員長)が、沖縄の歴史と基地問題、オスプレイ配備の危険性、サンフランシスコ講和条約の特徴と問題点を明らかにしました。リレートークでは、米軍の低空飛行訓練による爆音被害とのたたかい(群馬)、米兵による殺害事件を告発する被害者遺族の訴え(横須賀)、農業破壊の根源にある日米安保条約とTPP交渉参加を許さないたたかい(農民運動全国連合会)が報告されました。シンポジストからは、安倍晋三氏が「主権回復」式典を憲法九条改定(国防軍の設置)と一体の動きとしてすすめてきた危険な政治背景が明かされました。また、中国との尖閣諸島をめぐる領土問題については、しっかりした外交によって解決することが求められており、軍事力の増強で対抗しようということは絶対にしてはいけないとの発言がありました。最後に、沖縄県民と連帯して、米軍基地の撤去、真の主権回復を求め、憲法改悪を阻止する大きな世論と行動を起こしていくことを「集会アピール」で確認し合いました。
2013年4月21日日曜日
第9回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞
先日届いた、DAYS JAPAN 5月号の特集は、「第9回DAYS
国際フォトジャーナリズム大賞」でした。私は、世界各地で起きている内戦や民族紛争による殺りくと、飢餓や深刻な人権侵害など、心が痛む現実を知り、日本国憲法の「戦争の放棄」「基本的人権の保障」がいかに尊いものであるかをかみしめました。受賞作品を紹介します。
http://www.daysjapan.net/taishou/index.html
第1位 ゴラン・トマシェビッチ 「『自由シリア軍』の戦い」
第2位 ティム・ディルヴェン 「紛争と干ばつ 飢えるニジェール」
第2位 シャノン・ジェンセン 「スーダン難民たちの長い旅」
第3位 ホセイン・ファーテミー 「22年目を迎える戦場ソマリア」
第3位 林 典子 「キルギスの花嫁誘拐」(誘拐されて結婚した女性たちを取材)
第3位 宮田幸太郎 「南京大虐殺 75年の記憶」
*
審査員特別賞 ハテム・ムーサ 「イスラエルによるガザ爆撃」
アレッシオ・ロメンツィ 「包囲されたシリア」
ピエルパオロ・ミッティカ 「福島 放射能の檻」
ステファノ・デ・ルイジ 「2012年北西航路の旅」
ドミニク・ナール 「南北スーダン国境沿いの緊張」
フィル・ムーア 「コンゴ 内戦下の暴力」
高橋 邦典 「ネパールのストリート・チルドレン」
トム・ストッダート 「南スーダン難民キャンプ」
野田 雅也 「反原発 革命前夜」
生きるためにたたかう人々、虐げられた人々の姿がそこにはありました。しかし、武器を持って戦うことは、あまりにも大きな犠牲がついてきます。兵士や武器を持った男たちだけでなく、子どもや女性たちが巻き添えを食います。武器を売ったり戦争で利益を得る人たちをこの世からなくさない限り、この悲惨な戦争を止められないのでしょうか。
審査員講評のなかからフォトエディターのジョン・G・モリス氏の言葉を紹介します。
「DAYS大賞の審査員に選ばれるということは、恐怖のショーへのチケットをもらったようなものです。悲劇を含め、すべてのテーマについて、フォトジャーナリストが今日直面しなければならない問題を見ることになるからです。しかし不思議なことに、私たち審査員がすべてを見た結果、残った作品には、きちんと人間の美しさや気高さが現れています。賞を獲得した写真は、そのことを雄弁に語ってくれます。」
私は一人でも多くの人に、DAYS国際フォトジャーナリズム大賞の作品を見ていただきたいと思います。
http://www.daysjapan.net/taishou/index.html
第1位 ゴラン・トマシェビッチ 「『自由シリア軍』の戦い」
第2位 ティム・ディルヴェン 「紛争と干ばつ 飢えるニジェール」
第2位 シャノン・ジェンセン 「スーダン難民たちの長い旅」
第3位 ホセイン・ファーテミー 「22年目を迎える戦場ソマリア」
第3位 林 典子 「キルギスの花嫁誘拐」(誘拐されて結婚した女性たちを取材)
第3位 宮田幸太郎 「南京大虐殺 75年の記憶」
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審査員特別賞 ハテム・ムーサ 「イスラエルによるガザ爆撃」
アレッシオ・ロメンツィ 「包囲されたシリア」
ピエルパオロ・ミッティカ 「福島 放射能の檻」
ステファノ・デ・ルイジ 「2012年北西航路の旅」
ドミニク・ナール 「南北スーダン国境沿いの緊張」
フィル・ムーア 「コンゴ 内戦下の暴力」
高橋 邦典 「ネパールのストリート・チルドレン」
トム・ストッダート 「南スーダン難民キャンプ」
野田 雅也 「反原発 革命前夜」
生きるためにたたかう人々、虐げられた人々の姿がそこにはありました。しかし、武器を持って戦うことは、あまりにも大きな犠牲がついてきます。兵士や武器を持った男たちだけでなく、子どもや女性たちが巻き添えを食います。武器を売ったり戦争で利益を得る人たちをこの世からなくさない限り、この悲惨な戦争を止められないのでしょうか。
審査員講評のなかからフォトエディターのジョン・G・モリス氏の言葉を紹介します。
「DAYS大賞の審査員に選ばれるということは、恐怖のショーへのチケットをもらったようなものです。悲劇を含め、すべてのテーマについて、フォトジャーナリストが今日直面しなければならない問題を見ることになるからです。しかし不思議なことに、私たち審査員がすべてを見た結果、残った作品には、きちんと人間の美しさや気高さが現れています。賞を獲得した写真は、そのことを雄弁に語ってくれます。」
私は一人でも多くの人に、DAYS国際フォトジャーナリズム大賞の作品を見ていただきたいと思います。
2013年3月12日火曜日
あの日から2年 メルトダウン原子炉"冷却"の死角
3月10日放送のNHKスペシャル「3.11 あの日から2年 メルトダウン 原子炉"冷却"の死角」をみました。
2年前の3月11日、巨大津波に襲われた福島第一原発は、高温の核燃料棒が溶け出す「メルトダウン」を起こして、12日 午後3時36分に1号機が水素爆発を起こしました。今回検証された一つ目は、この1号機に備わっていた冷却装置イソコン(アイソレーション コンデンサー)が正しく作動していればメルトダウンを防げたのではないかということです。なぜならばイソコンは電気に頼らずに原子炉内の水を冷却することができる装置だからです。
地震発生後、原子炉内では制御棒が核燃料棒の間に挿入され核分裂の連鎖を停止しますが、300度という高い温度のままの原子炉を冷却しなければ、核燃料はメルトダウンして制御できなくなってしまいます。1号機・2号機の間にある中央制御室では、イソコンを使って1号機の原子炉の冷却をはじめました。原子炉は急激に冷却をすると傷むため、イソコンの起動と停止を繰り返しながら冷却を行ないます。しかし、大津波による海水流入で11日 午後3時37分に全交流電源を喪失し、1号機・2号機の動作状況を確認できなくなりました。中央制御室から350メートル離れた免震重要棟では、この時イソコンが動いているという誤った認識がされていたのです。2号機の冷却装置であるRCICという冷却装置は、運転を電気で調整する複雑な機械だったため、免震重要棟は2号機の冷却ができていないことの方に不安を感じていました。
NHKは取材を通して、イソコンが動いていないことに気付くチャンスが何度かあったのに、それを生かせなかった問題点を指摘しました。全電源喪失の1時間後(午後4時44分)、“ブタの鼻”と呼ばれるイソコンから発生する蒸気を建屋の外に排出する管から蒸気が「モヤモヤ出ている」ことが確認され、免震重要棟はそれをイソコンが動いている状態と誤認したのです。アメリカのナイン・マイル・ポイント原発では、4年に一度イソコンの起動試験を行なっていて、イソコンが作動している時に出る蒸気の激しさを作業員は知っていました。それに対して福島第一原発では、イソコンを40年も動かしたことがなかったのです。
二つ目に検証された問題は、3号機の消防車による注水冷却の失敗です。3号機は1号機と違って非常用バッテリーで冷却装置が動いていましたが、それも時間の問題でした。消防車を使って外部から注水を行なうために、複雑な配管のバルブを操作して、早く確実に水を注がないとメルトダウンしてしまいます。しかし、そうした訓練は一度もしたことがなかったのです。13日午前9時25分から注水を開始し、その日だけで400トンを超える水が注入されましたが、実は抜け道を通って復水器という場所に流れ込んでいたのです。復水器への抜け道にはポンプがあり、そのポンプが動いていれば水は流れないはずでした。全電源喪失を想定していなかったためにこの抜け道が見落とされていたのです。そのために3号機もメルトダウンして、14日午前11時1分に水素爆発しました。
今回のNHKスペシャルで検証された問題でさえも、国と原子力規制委員会は充分な対策を立てておらず、地震と津波によって生じる原発の過酷事故を確実に防ぐ手だては今のところありません。福島第一原発の廃炉作業さえも大量の汚染水の処理に行き詰まっています。原発の安全性について国民が納得できるものは何もありません。直ちに「原発ゼロ」を実現し安全な自然循環型エネルギーの開発をすすめるべきだと私は思います。
2年前の3月11日、巨大津波に襲われた福島第一原発は、高温の核燃料棒が溶け出す「メルトダウン」を起こして、12日 午後3時36分に1号機が水素爆発を起こしました。今回検証された一つ目は、この1号機に備わっていた冷却装置イソコン(アイソレーション コンデンサー)が正しく作動していればメルトダウンを防げたのではないかということです。なぜならばイソコンは電気に頼らずに原子炉内の水を冷却することができる装置だからです。
地震発生後、原子炉内では制御棒が核燃料棒の間に挿入され核分裂の連鎖を停止しますが、300度という高い温度のままの原子炉を冷却しなければ、核燃料はメルトダウンして制御できなくなってしまいます。1号機・2号機の間にある中央制御室では、イソコンを使って1号機の原子炉の冷却をはじめました。原子炉は急激に冷却をすると傷むため、イソコンの起動と停止を繰り返しながら冷却を行ないます。しかし、大津波による海水流入で11日 午後3時37分に全交流電源を喪失し、1号機・2号機の動作状況を確認できなくなりました。中央制御室から350メートル離れた免震重要棟では、この時イソコンが動いているという誤った認識がされていたのです。2号機の冷却装置であるRCICという冷却装置は、運転を電気で調整する複雑な機械だったため、免震重要棟は2号機の冷却ができていないことの方に不安を感じていました。
NHKは取材を通して、イソコンが動いていないことに気付くチャンスが何度かあったのに、それを生かせなかった問題点を指摘しました。全電源喪失の1時間後(午後4時44分)、“ブタの鼻”と呼ばれるイソコンから発生する蒸気を建屋の外に排出する管から蒸気が「モヤモヤ出ている」ことが確認され、免震重要棟はそれをイソコンが動いている状態と誤認したのです。アメリカのナイン・マイル・ポイント原発では、4年に一度イソコンの起動試験を行なっていて、イソコンが作動している時に出る蒸気の激しさを作業員は知っていました。それに対して福島第一原発では、イソコンを40年も動かしたことがなかったのです。
二つ目に検証された問題は、3号機の消防車による注水冷却の失敗です。3号機は1号機と違って非常用バッテリーで冷却装置が動いていましたが、それも時間の問題でした。消防車を使って外部から注水を行なうために、複雑な配管のバルブを操作して、早く確実に水を注がないとメルトダウンしてしまいます。しかし、そうした訓練は一度もしたことがなかったのです。13日午前9時25分から注水を開始し、その日だけで400トンを超える水が注入されましたが、実は抜け道を通って復水器という場所に流れ込んでいたのです。復水器への抜け道にはポンプがあり、そのポンプが動いていれば水は流れないはずでした。全電源喪失を想定していなかったためにこの抜け道が見落とされていたのです。そのために3号機もメルトダウンして、14日午前11時1分に水素爆発しました。
今回のNHKスペシャルで検証された問題でさえも、国と原子力規制委員会は充分な対策を立てておらず、地震と津波によって生じる原発の過酷事故を確実に防ぐ手だては今のところありません。福島第一原発の廃炉作業さえも大量の汚染水の処理に行き詰まっています。原発の安全性について国民が納得できるものは何もありません。直ちに「原発ゼロ」を実現し安全な自然循環型エネルギーの開発をすすめるべきだと私は思います。
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