2012年10月6日土曜日

グローバルフェスタ JAPAN 2012

 10月6日~7日、東京・日比谷公園でグローバルフェスタJAPAN2012が開催されています。私は、2010年、2011年に続いての参加です。今年のテーマは「Think Global, Think Green 世界を変えよう。未来をつくろう。」です。
DSC00415.jpg 今年は、同じ日比谷公園で「全国都市緑化フェアTOKYO」が開催されていて、ガーデンコンテストやたくさんの花で飾られた「みどりの日時計」などが展示されていました。
 最初にグリーンエリア(人権・緊急援助・農村開発・ジェンダー・ネットワーキング・教育・収入向上・その他)に足を運び、JVC(日本国際ボランティア センター)のブースで卓上カレンダーとダチョウをかたどったキーホルダーを買いました。メインステージからはゴスペルLIVEの歌声が聞こえていましたの で、最後の方だけ聴きに行きました。

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午後1時からは、メインステージで「押切もえが見つけた絆~ブータンの人々とエコライフ」が始まりました。司会は伊藤聡子さんで、現地の様子を押切もえ さん、田儀耕司さん(日本環境教育フォーラム)、大島歩さん(JICA)がお話しされました。「なんとかしなきゃ!プロジェクト」メンバーの押切さんが、 今年6月に幸せの国ブータンを訪れました。ブータンの人々がダショー(最高の人)とたたえる西岡京治(けいじ)さんは、海外技術協力事業団に所属して活動 した日本人農業指導者でブータンの農業の発展に大きく貢献しました。彼の功績がたいへん大きかったので日本とブータンは強い絆で結ばれています。ブータン は環境保全のために毎週火曜日を「ノーマイカーデー」にしています。その日、授乳のために自動車で職場に通わなくてはいけないお母さんは、お仕事が休みに なるそうです。川にかける橋の建設や電力の開発でも、経済性よりも環境保全にたいへん配慮をしています。学校の教育は、国語(ゾンカ語)以外は英語を使っ て授業が行われ、小さな国でも国際人を育てる力の入れようです。GNH(国民総幸福量)という考えでバランスのとれた経済政策が進められ、「2020年に 途上国から自立」を目標にしています。
 午後2時からは、藤原紀香の「地球VOCE」トークショーでした。藤原さんは、昨年に続き、9・11同時多発テロの後、戦争に苦しむアフガニスタンの人々を焦点にしたテレビ報道、写真展にたずさわったことなど国際協力への想いと、テレビ東京のドキュメンタリー「地球VOCE(ボーチェ)」 の取材で、2011年12月にスリランカを訪れ、7年前にスマトラ沖地震で津波の被害を受けた大きな傷跡をみて、特に子どもの心のトラウマが深いことなど を話されました。そして、国際協力は、企業が行っているものや、趣味やスポーツをとおして行われているものなど、多彩な活動があって、日本で普通に生活し ながら関わることができるので見つけて欲しいと紹介されました。
 メインステージで充実したお話を聞いて、ブルーエリア(国際機関・保健医療・環境・児童労働撲滅・平和・その他)とホワイトエリア(外務省・JICA・JANIC・企業CSR・その他)のブースを見学して帰路につきました。

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