2013年12月5日木曜日

秘密保護法を参院の特別委員会で強行採決

 今日(12月5日)は、国会周辺(参院議員会館前と国会正門前など)で終日、特定秘密保護法の採決強行を許さない行動が行われました。昨日の国会包囲ヒューマンチェーン行動(6000人)に続く大規模な市民のデモンストレーションが展開され、私も参加しました。
 「秘密保護法」廃案へ!実行委員会が呼びかけた午後3時40分からの参院議員会館前の抗議行動の最中に委員会強行採決の知らせが入りました。混乱した委員会採決は、委員長の発言も聞こえず、何がどうなったのか分からないものだったということです。
 以下は毎日新聞 5日21時43分配信記事です。

 「議長!」。午後4時過ぎ、自民党の石井浩郎議員が突然、手を挙げて叫んだ。「委員長」と言うべきところを間違えたらしい。8人予定されていた質問者の7人目、宇都隆史議員(自民)の「国民に丁寧に説明すべきではないか」という質問に森雅子法案担当相が答えた直後。審議を打ち切り採決を求める動議だった。
 委員長席に野党の理事が殺到。マイクを奪って机をたたき、中川雅治委員長(自民)の発言を遮るかのように口の前に紙をかざす。自民党理事の佐藤正久議員の合図で与党議員が無言で起立した。中川氏は口を動かしたが、まったく聞こえない。午後4時7分だった。
 「何も聞こえていない。こんなのは絶対許されないぞ!」。仁比聡平議員(共産)が委員会室を退出する中川委員長の前に立ちふさがったが、一緒に出てきた多数の与党議員に押しのけられた。
 がらんとした委員会室では、民主党理事の福山哲郎議員が書類を机にたたきつけ、傍聴席に向かって叫んだ。「理事会では、今日採決なんて話は出てませんから!」~(以下省略)

 夜の抗議行動は、今まで以上に熱がこもり、次々に仕事を終えた人たちが国会に押しよせてきました。国会正門前行動での「秘密保護法絶対廃案」のコールは、ドラム隊から力をもらい、途切れることなく続きました。明日の参院本会議での採決を許さず、廃案にするための世論と行動を、もう一回り大きくしていきましょう。
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